近年、小児矯正治療では「歯」だけでなく、舌や唇、頬などの筋肉の使い方が重視されています。舌突出や口呼吸があるお子様では、歯並びを整えても、筋肉の使い方が改善されなければ後戻りのリスクが高くなります。そのため、必要に応じて舌の正しい位置の練習や口を閉じるトレーニング、正しい飲み込み方の練習を行います。これらは遊び感覚で行えるものが多く、小学生のお子様でも無理なく取り組むことができます。
矯正治療と発音・滑舌の関係
歯並びや噛み合わせは、発音や滑舌にも深く関係しています。例えば、
- ・サ行、タ行の発音が不明瞭
- ・舌足らずな話し方
- ・空気が漏れるような発音
などは、歯並びや舌の位置異常が関与している場合があります。小学生の時期は、言語能力が完成に近づく重要な時期でもあります。適切な矯正治療により、舌の位置や口腔周囲筋のバランスが整うことで、発音の改善につながるケースも少なくありません。