マウスピース矯正について
目立ちにくく、
取り外しができる矯正方法
透明なマウスピースを使用して行う矯正治療です。目立ちにくく装着していても気づかれにくいため、人前に出る機会が多い方におすすめの矯正方法です。装置の取り外しが簡単で、普段通りに食事でき、負担が少なく済みます。歯磨きも行えるのでむし歯や歯周病のリスクが他の矯正方法よりも低いことが特徴です。
メリット
- ・目立ちにくく、矯正していることをほとんど気づかれない
- ・取り外し可能で普段と変わらず食事や歯磨きができる
- ・手入れがしやすく衛生的
- ・金属アレルギーの心配がない
デメリット
- ・適用できない症例もある
- ・症例によりワイヤー矯正を併用しなければならない場合がある
インプラントアンカー
インプラントアンカーは、矯正治療の効率を高めるために使われる小さな医療用ネジで、歯ぐきの骨に軽く固定して使用します。
通常の矯正では奥歯を「支え」として他の歯を動かしますが、インプラントアンカーを使うと骨がしっかりした固定源となるため、これまで難しかった歯の動きも可能になります。
強く安定した力をかけられるため、治療の精度が上がるだけでなく、治療期間の短縮が期待できるケースもあります。
年齢別の矯正治療
小学校の矯正治療
8歳ごろになると、不正咬合の特徴がお顔や歯並びに現れはじめます。
早めに治療することで、将来の顔つきや歯並びに良い影響を与えられることがあります。
お顔や歯並びは、生活習慣や遺伝の影響も大きいといわれています。
受けや出っ歯など、気になる点がある場合は、お子さまの診察をおすすめします。
中高校生及び大学生の
矯正治療
欧米では、きれいな歯並びは大切なステータスのひとつと考えられており、特にビジネスや教育の場でもその価値が重視されています。社会のグローバル化に伴い、これからの若い世代は海外で活躍する機会が増えるといわれています。
永久歯がそろう12~15歳ごろは、本格的な矯正治療を始めるのに適した時期です。
成人矯正
歯は年齢とともに少しずつ前方へ動いていく傾向があります。
特に、歯周病を経験された方は、その進行が早まることがあります。「前歯が前に出てきた気がする」「最近歯並びが変わってきた」という方は一度ご相談ください。
マウスピース矯正の料金
マウスピース矯正が
月4,500円(税込)〜で
始められます!
| 相談 | 0円 |
|---|---|
| 検査・診断 | 33,000円 |
| マウスピース矯正 | 部分:275,000円 軽度:440,000円 フル:660,000円 ハイブリッド:1,210,000円 |
※費用は全て税込み表記です
お支払いについて
お支払は現金による一括払いの他、クレジットカード、デンタルローンのご利用が可能です。
現金
現金でのお支払い
クレジット
カード
VISA/JCB/
Mastercard/など
※分割払いも可能
デンタル
ローン
ご希望に合わせた
分割によるお支払いプランを
お選びいただけます。
医療費控除について
1月1日から12月31日までの1年間に支払った医療費が10万円以上の場合、税務署に確定申告をすることで医療費控除が受けられます。
所得税が還付されたり、住民税が軽減されたりする可能性がありますので、歯科医院で支払った際の領収書、通院でかかった交通費などの領収書は、大切に保管するようにしましょう。
<詳しくは下記国税庁の
ホームページをご覧ください>
他院との料金比較表
| 当院 | 他院 | |
|---|---|---|
| 相談 | 0円 | 2,000円〜3,000円 |
| 検査・診断 | 33,000円 | 30,000円〜40,000円 |
| 治療費 | 275,000円~1,210,000円 | 380,000円〜900,000円 |
| 保定装置 | 0円~66,000円 | 20,000円〜40,000円 |
| 調整料(1回) | 0円 | 3,000円〜4,000円 |
※表示金額は全て税込みです
当院のマウスピース矯正
当院は光加速矯正(オーソパルス)
に対応
光加速矯正装置は歯列の動きを早めることができ、マウスピース矯正と同時に使用することで矯正期間の短縮が可能です。矯正期間を短縮したい方はお気軽にご相談ください。
マウスピース矯正を使用した
部分矯正に対応
当院では、マウスピース矯正を使用した部分矯正にも対応しています。前歯だけ少しキレイにしたい、前歯のすき間が気になるなどの場合は部分矯正で対応できる場合がございますのでお気軽にご相談ください。
月々4,500円~のマウスピース矯正
当院では、マウスピース矯正を月々4,500円~でご提供しています。(※440,000円のマウスピース矯正を120回の分割でお支払いいただく場合の例)通院の手間や痛みが少ないため、忙しい方でも続けやすい治療方法です。患者様一人ひとりのライフスタイルに合った低価格の矯正プランをご提案しますので、負担なく理想の歯並びを実現できます。
さらに、治療に必要な費用は月々分割払いでお支払い可能なため、理想の笑顔に近づくための第一歩を踏み出すことができます。お得で安心な価格設定で、自信の持てる美しい歯並びを手に入れるお手伝いをします。
矯正装置の種類
インビザライン
専用の透明なマウスピースを使用して行う矯正治療です。
世界では約1,100万人以上(2021年9月現在)に選ばれている治療法です。目立ちにくく周囲から気づかれにくいことや、金属アレルギーの心配もないなどメリットがたくさまあります。取り外しができる装置で歯磨きや食事が普段のように行えるため、負担があまりありません。当院でもおすすめしている治療方法です。
インビザラインは
薬機法の対象外です
格安矯正のリスク
①前歯を広げる格安矯正には
口ゴボのリスクがあります
格安矯正では、前歯を外側に広げてスペースを作る治療が行われることがあります。
この方法では歯並びは整う場合がありますが、治療後に口元全体が前に出てしまうことがあります。その結果、口元がもっこりした印象になったり、重度の場合は「口ゴボ」のように見えることもあるのです。
もちろん、軽度の歯並びの場合はここまで目立つことはほとんどありません。
しかし、歯並びの乱れが中等度以上の場合、前歯だけを動かす治療では口元のバランスが崩れやすく、見た目に影響することがあります。
②IPRで歯を削る格安矯正には
すきっ歯のリスクがあります
格安矯正では、IPR(アイピーアール)と呼ばれる、歯と歯の間を少し削ってスペースを作る方法がよく使われます。
ただし、IPRで削れる量は1本あたり0.1〜0.3mmとごくわずかです。そのため、IPRだけでは十分なスペースが確保できず、後ほど「拡大床」などの装置を勧められることも少なくありません。
また、経験の少ない歯科医が削りすぎると、知覚過敏やすきっ歯のリスクが高まることがありますので、注意が必要です。
③拡大床で歯を広げる格安矯正には
口ゴボや出っ歯のリスクがあります
IPRで十分なスペースが確保できない場合、格安矯正では「拡大床」という装置が使われることがあります。
拡大床は金属のバネを使って歯列を外側に広げる装置で、子どもの矯正ではよく用いられます。しかし、大人の場合は効果が限られることがあります。
また、経験の少ない歯科医師が使用すると、歯を広げすぎて外側に斜めに傾いてしまうことがあり、その結果、出っ歯や口ゴボがかえって目立つことも少なくありません。
症例紹介
CASE1-1:でこぼこ
治療前
治療後
| 状態 | でこぼこ(叢生) |
|---|---|
| 年齢(初診) | 22歳 |
| 抜歯有無 | 非抜歯 |
| 施術内容(装置) | マウスピース矯正を使用して治療 |
| 治療期間 | 2年4ヶ月 |
| 費用 | 770,000円(税込) |
| リスク・副作用 | むし歯、歯の移動時の痛み |
マウスピース矯正とは?
マウスピース矯正は、取り外しができる透明なマウスピース型の装置を使った矯正方法です。
患者さまのお口に合わせて作製したマウスピースを、治療の段階ごとに交換しながら、少しずつ歯並びを整えていきます。
従来のワイヤー矯正に比べて、透明で目立ちにくく、痛みも少ないため、多くの方に好評の矯正方法です。
インビザラインとは?
マウスピース矯正は世界中でさまざまなメーカーから提供されていますが、症例数や実績には差があります。
その中でも、インビザラインは米国アライン・テクノロジー社によって開発された、歴史のあるマウスピース矯正です。世界中で1,600万人以上の治療実績があり、国内の格安矯正サービスと比べても症例数や安全性の面で大きな違いがあります。
当院では、豊富な実績と幅広い症状への対応力、奥歯まで動かせることによる治療上のメリットから、インビザラインでの矯正治療をおすすめしています。
矯正治療の流れ
STEP01.ご予約(来院・オンライン)
矯正相談は無料です。当院では、カウンセリングのお時間がしっかりとれるよう、予約制を採用しています。ご相談、受診をご希望の方は、お電話もしくはWEB予約より事前にご予約ください。LINEでのオンライン相談にも対応していますのでお気軽にご相談ください。
STEP02.矯正相談
矯正治療をご希望の方、ご検討中の方は、まずは矯正相談をご利用ください。ご希望に合う装置のご提案や治療期間、費用などについて詳しくご説明させていただきます。
STEP03.精密検査
矯正相談を行い、治療内容にご同意いただけた場合は、精密検査を行います。レントゲン撮影、口腔内撮影、お顔の撮影などを行います。
STEP04.矯正治療の開始
マウスピース矯正の場合
マウスピース矯正であれば患者さま専用の矯正装置(アライナー)を装着していただきます。
6~8週間に1回のペースで通院していただき、マウスピースを2週間おきに付け替えていただきます。1日20時間の装着を目安に飲食や歯磨きの時以外は装着していただきます。
ワイヤー矯正(裏側含む)の場合
歯にブラケットを装着し、そこにワイヤーを通していきます。
3~5週間に1回のペースで通院していただき、装置を調整いたします。
STEP05.治療終了・保定期間へ
歯並びを改善しても、舌の癖などが原因で元の状態に戻ってしまうことがあります。きれいな歯並びを安定させるため、約1~3年、保定装置(リテーナー)をつけます。この間、2~6ヶ月に一度通院していただき、咬み合わせや歯の状態をチェックします。
むし歯や歯周病がある場合
むし歯や歯周病がある場合は、初期治療として矯正治療と同時に行っていきます。矯正中はどうしてもむし歯や歯周病のリスクが上がるため、歯磨きの指導もこの時に行います。
矯正期間中の歯のクリーニング
マウスピース矯正治療中は、アライナーを長時間装着していただくため、歯と装置の間に汚れが溜まりやすく、特にアタッチメントなどがある箇所は磨き残しが出やすくなります。 丁寧に磨いていてもセルフケアだけでは、歯周病の原因となる汚れが残ってしまうことがあります。装置に付着した汚れをそのままにしておくと、虫歯や歯周病の原因になりかねません。そのため当院では、マウスピースのチェックでご来院いただいた際に、必要に応じてスケーリングやポリッシングなどの専門的なクリーニングを行い、お口の中を清潔に保てるようサポートしています。
スケーリング
マウスピース矯正治療中も、アタッチメントなどの装置と歯のすき間には、歯周病の原因となる汚れや歯垢(プラーク)、歯石が溜まりやすくなります。
当院では、これらの汚れをしっかり取り除くために、超音波スケーラーという専用機器を使って丁寧にクリーニングを行います。
細かい部分については、手用のハンドスケーラーを用いて、歯ぐきの上に付着した歯石や歯垢をていねいに除去します。
超音波と手用の器具を使い分けることで、お口の中を清潔に保ち、健康な状態に整えていきます。
汚れをきちんと除去することで、口臭予防にもつながります。
ポリッシング
歯の表面を丁寧に磨き、細かな凸凹をできるだけ滑らかに整えます。表面がなめらかになることで、見た目がきれいになるだけでなく、くぼみに歯垢が溜まるのを防ぎ、むし歯や歯周病の予防にもつながります。
矯正期間終了後のアフターケア
矯正治療が終わり、歯並びと噛み合わせが整ったら、仕上げとして「保定装置」を装着します。矯正装置を外した直後の歯は、元の位置に戻ろうとする“後戻り”が起こりやすいため、歯を支える骨や歯ぐきが安定するまで保定装置でしっかり維持することが大切です。 保定装置にはいくつか種類があり、元の歯並びの状態や治療内容に合わせて最適なものを選びます。 治療後は、月1回〜2ヶ月に1回ほどご来院いただき、咀嚼や発音などお口の動きと歯並びのバランスを確認します。 装着期間には個人差がありますが、目安として約1年間で終了することが多いです。この時期は矯正治療の“仕上げ”としてとても重要な期間です。
リスク・副作用
・治療の初期段階では痛みや不快感が生じやすくなりますが、1 週間前後で慣れます。
・歯の動き方には個人差があるため、予想された治療期間より延長する場合があります。
・装置の使用状況や定期的な通院など、患者さまの協力程度で治療の結果や期間に影響します。
・顎の成長発育によって、咬み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
・親知らずの影響や加齢などによって、凸凹が生じる可能性があります。
・矯正装置装着時は、歯磨きがしにくくなるためむし歯や歯周病のリスクが高まります。
マウスピース矯正のよくある質問
マウスピース矯正の費用はだいたいどれくらいですか?
マウスピースの費用は、治療の内容(全体矯正または部分矯正)、ブランド、そして製作するマウスピースの枚数によって大きく異なります。全体矯正では通常60万〜100万円程度、部分矯正では10万〜50万円程度が一般的な目安とされています。
マウスピース矯正のマイナス面はなんでしょうか?
マウスピース矯正は、自分で取り外しが可能なため、装着時間を適切に管理することが重要です。1日20時間の装着時間を守らないと、歯が計画通りに動かず、治療期間が延びる可能性があります。
マウスピース矯正は痛いですか?
マウスピース矯正による痛みは、新しいマウスピースに交換した直後が最も強く感じられます。これは、マウスピースに多くの矯正力が残っており、歯に強い力がかかるためです。しかし、「日常生活に支障をきたす」ほどの痛みはほとんどなく、虫歯のように安静時でもジンジンと痛むことはほぼありません。
マウスピース矯正をした状態で、食事は可能ですか?
マウスピース型矯正装置(インビザライン※)のマウスピースは厚さ約0.5mmと薄いため、装着したまま食事をすると、噛む力に耐えられず割れたり欠けたりする恐れがあります。マウスピースが破損すると修復が難しく、治療計画に影響を及ぼす可能性があるため、食事の際は必ず取り外すことが重要です。
マウスピース矯正をした状態で、コーヒーを飲むとどうなりますか?
装着中の飲み物として最適なのは水ですが、お茶や無糖の飲み物であれば、マウスピースを装着したままでも飲むことができます。ただし、お茶や無糖の冷たいコーヒーなどは着色の原因になるため、できるだけ水を飲むことをおすすめします。
歯並びを悪くする
お口の癖を改善するトレーニング
歯並びや咬み合わせが乱れる原因は、遺伝だけでなく、生活習慣や日常の癖なども関係しています。
当院では、口腔筋機能療法(MFT)というトレーニングを取り入れ、生活習慣や癖による歯並びや咬み合わせの乱れのリスクを抑える取り組みを行っています。