矯正治療を始める時期によって治療内容が異なります。
予防矯正(3歳頃~6歳頃)
予防矯正は生活習慣や悪習癖を改善することで、でこぼこ、出っ歯、受け口にならないように予防していく矯正治療です。顎の成長途中の3~6歳頃を目安に行います。7歳を過ぎると不正咬合の兆しが現れることがありますので、できるだけ早めにご相談ください。
小児矯正(7歳頃~12歳頃)
永久歯が生え揃う前(7歳頃~12歳頃)は、顎の成長段階にあるため、歯が生えるスペースを確保することがメインとなります。この時期に行うのがⅠ期治療です。Ⅰ期治療では健康な歯を抜歯することなく、痛みも少ないため、お子さまへの負担が小さいです。
成人矯正(12歳頃~)
永久歯が生え揃う時期(12歳以降)は、顎の成長が止まるため成人矯正と同じ矯正治療を行います。12歳を過ぎた後は、時間が経過するほど矯正治療の負担が大きくなってしまう可能性が高いので、なるべく早い段階で相談するようにしましょう。