小学生の矯正治療を検討する際、保護者の方からよくいただくご質問のひとつが「学校生活に支障はありませんか?」というものです。
結論から申し上げると、適切に計画された小児矯正治療であれば、学校生活への影響は最小限に抑えることが可能です。
授業・給食への影響
取り外し式装置の場合、学校に装置を持参する必要がないよう治療計画を立てることがほとんどです。
多くの場合、家にいる時間や就寝中を中心に装置を使用します。そのため、授業中の発音や給食時の食事に大きな支障が出ることはほとんどありません。固定式装置を使用する場合でも、数日から1週間程度で違和感に慣れるお子様が大半です。
給食についても、極端に硬いものや粘着性の高いものを避ければ、通常通り食事が可能です。
体育・運動への配慮
体育の授業やスポーツ活動においても、小児矯正装置が大きな問題になることは稀です。ただし、接触の多いスポーツを行っている場合には、必要に応じてマウスガードの使用を検討することもあります。
転居・転校があった場合の対応
小学生の時期は、転居や転校といった環境の変化が起こることもあります。矯正治療中に引っ越しをすることになった場合でも、治療を継続できるケースがほとんどです。
当院では、治療内容の詳細な引き継ぎ資料や現在の治療段階の説明、今後の治療方針などを整理し、新しい歯科医院でもスムーズに治療を続けられるよう配慮します。