顎変形症の症状は、大きく分けて形態的な問題(見た目)と機能的な問題の2つに分類されます。
見た目の問題
- ・下顎が前に突き出ている(受け口・下顎前突)
- ・上顎が前に出ている(出っ歯・上顎前突)
- ・顎が小さく後退している(小下顎症)
- ・顔が左右非対称に見える
- ・顎が横方向にずれている
- ・横顔のライン(Eライン)が乱れている
- ・口元が突出して見える、または引っ込んで見える
機能的な問題
- ・うまく噛めない(咀嚼障害)
- ・食べ物を細かく噛み切れない
- ・発音が不明瞭になる、滑舌が悪くなる
- ・顎関節に痛みや違和感が出る
- ・口が開きにくい、または開きすぎる
- ・咬み合わせが不安定で疲れやすい
現代社会では、顔貌が第一印象に与える影響が大きく、顎変形症による外見の違和感が患者様本人の自己評価の低下や対人関係への消極性、将来への不安につながることがあります。特に思春期から若年成人期にかけては、心理的影響が強く出やすい時期です。また、放置すると顎関節症や消化不良など、二次的な健康問題を引き起こすこともあります。